社会に出ると様々な場所でビジネスマナーを求められます。知っておかないといざという時に痛い目を見てしまうこともあるため、基本はしっかり身につけておきましょう。今回はビジネスマナー講座ということで、ビジネスマナーの中でも基本的なものをご紹介していきます。

マナーを勉強する人

マナーの基本、挨拶

挨拶は基本中の基本とも言えるビジネスマナーのひとつで、円滑なコミュニケーションをとるために必要なものです。挨拶はいつでも、誰にでもするように心がけましょう。一度挨拶したらその日はそれ以降素知らぬふりでは、挨拶の効果がありません。すれ違う時に会釈をするだけでも印象が違ってきます。

挨拶は取引先や目上の人だからといってするものではなく、同僚や後輩など誰に対しても分け隔てなくするものです。社外であったとしても、商談相手だけでなくその周囲の人に対しても挨拶をしておきましょう。そうすることで、後々の取り次ぎも円滑になります。

会議への心構え

会議といっても朝礼や営業会議、打ち合わせなど、会社によって様々な会議がありますが、その目的は大きく2つに分けることができます。

1つは情報を伝達するための会議です。関係者を集めて必要な情報を伝える会議で、情報の連絡と確認が主な目的となります。もう1つは問題解決のための会議です。会議の参加者が問題に対する解決案や対策など意見を出し合う会議で、問題を解決へ導くのが目的となります。

会議に参加する際には、その会議が何の会議なのか把握しておく、資料があらかじめ配られている場合には目を通しておく、話を聞く時は聞き発言を求められている時は発言する、遅刻をしないなどの心構えが必要です。

名刺の渡し方・受け取り方

ビジネスの場ではよく名刺の交換が行われます。慌てない様に名刺交換のマナーを押さえておきましょう。名刺を渡す際はまず相手の目を見て、名刺を相手が読める向きにし、胸と同じ高さで差し出します。

名刺を受け取る際には、利き手で受け取ってからもう一方の手を添え、差し出された高さのまま受け取ります。受け取った名刺にはその場で目を通し、読みが分からない名前などの場合には、その場で確認しておくようにしましょう。

今回ご紹介したのはビジネスマナーの中のほんの一部に過ぎません。ビジネスマナーは他にも沢山あるので、調べてある程度の知識は身につけておくようにしましょう。