今回は電話代行のオペレーターが使う電話応対についての話ではなく、ビジネスマンが身に付けておくべきマナーについての紹介を行います。オペレーターとしてもビジネスマナーは必要不可欠であり、知識として学ぶ必要があるため、外部の研修を受けるところもあるほどです。

これから新社会人として社会に出る方々にとって、ビジネスマナーに不安を感じている方も少なくないのではないでしょうか。今回は最低限のビジネスマナーと社会人としての心構えについてご紹介したいと思います。

マナーを守る人

社会人として備えておきたい心構え

社会人として欠かすことの出来ない心構えは4つあります。まず最初に、時間厳守です。遅刻しないことはもちろん、取引先の企業への訪問を行う際などにも時間を厳守することは社会人として非常に大切なことです。

二つ目は自覚と責任感を持つことです。給料は労働の対価としてもらっていることを自覚し、責任感をもって仕事をするようにしましょう。

三つ目は仕事をしっかり覚えることです。新入社員だからといっていつまでも仕事を覚えられず、同じような質問ばかりしていては評価が下がります。教えられたことはしっかりメモを取り、同じことを質問しないようにしましょう。

四つ目は企業のルールを把握することです。企業によっては独自のルールや制度がある場合もあります。異論を感じることもあるかもしれませんが、まずはルールを守って把握することから始めましょう。

間違えがちな言葉遣いのマナー

新社会人の方がよく間違えてしまうのが、言葉遣いに関するマナーです。ビジネスの場では「ごめんなさい」や「すみません」といった言葉は使わず「恐れいります」や「申し訳ありません」といった言葉を使うようにしましょう。

また、新社会人に最もありがちな言葉の間違いが、了解しましたと言ってしまうことです。つい「了解しました」と言ってしまいがちですが、ビジネスの場では「かしこまりました」や「承知しました」という言葉を使うようにします。

その他、尊敬語や謙譲語の誤り、二重敬語、バイト敬語などにも十分注意して下さい。

名刺の渡し方に関するマナー

新社会人の場合、今まで名刺の交換をしたことが無いという方も多いかと思います。初めての名刺交換で慌てないためにも、名刺交換の基本的なマナーをおさえておきましょう。名刺をこちらから渡す時には、しっかり相手の目を見て胸の高さの位置で渡すようにします。名刺の向きは相手が読めるようにしましょう。

逆に名刺を受け取る時には、その場で名刺の内容にさっと目を通し胸の高さの位置で受け取るようにします。もし同時に名刺を出してしまった時は、相手の名刺を自分の名刺の上に乗せて受け取ります。

新社会人が知っておきたい最低限のマナーと心構えについて、ご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。もちろん今回ご紹介したマナー以外にも、知っておきたいマナーは数多くあります。社会に出る前に出来るだけ事前に調べておきましょう。