書類作成や許認可申請の代行業務がメインの行政書士。なかなか馴染みがないかもしれませんが、いつ彼らのお世話になるとも分かりません。どんな行政書士に依頼すればスムーズに物事が解決するでしょうか?今回は、間違わないための行政書士の選び方をご紹介します。

行政書士を選ぶ人

実績を見る

やはり、これまでいくつもの庶民の悩みを解決してきた実績豊富の行政書士は安心できるものです。ベテランの行政書士がすべて良いとはいえませんが、実務処理能力は経験の積み重ねによって生まれるものです。開業してからの年数や、年間の処理件数、顧客契約件数など、実績の豊富さを裏打ちするデータがあれば、その行政書士は安心して任せて良い。と判断することができます。

行政書士の人間性

実績豊富でも、性格に難があったり、サービス業であることを忘れて傲慢に振る舞ったりする行政書士もいます。やはり、実績だけで評価するのではなく、人柄や考え方など、パーソナルな部分も重視したいところです。

その行政書士がどんな人間性を持っているかは、実際に接してみないと分かりません。そこで利用したいのが、無料相談。多くの行政書士事務所では、初回のみ無料で相談を受け付けるサービスを導入しています。そんな無料相談の場で直接やり取りをしてみて、「この人なら安心して頼めるな」と判断できるかどうかが大切なポイントです。

事務員の対応

チェックする部分で言うと担当する行政書士の先生だけでなく、その人をサポートする事務員の対応もきちんとチェックしたいポイントだといえます。相談先とのコンタクトは、まず電話し、予約をとることから始めることでしょう。事務員の電話での受け答えに問題がある場合、その事務所に依頼して大丈夫だと思えるでしょうか?いえ、不安を覚えてしまう要因となるといえます。

電話に出る事務員がテキパキ対応してくれて、予約・相談までスムーズに段取りを組み、訪問した際の接客にも抜かりがない。スタッフが元気に働いている事務所は、活気があって雰囲気もいいものです。サービス全般にすぐれた行政書士事務所を選ぶと、大切な依頼も安心して任せられるのではないでしょうか。