単純に考えて、「海外に電話をかけると電話料金は高くなる!」と思ってませんか。国際通話料金は、国内で利用するよりどれくらい高くなるのでしょうか?今回は、国際電話料金の仕組みや、かける時の方法についてご説明します。海外の友人や知人に電話をする際は、基本情報をしっかり押さえた上で通話しましょう。

各国で異なる通話料金

ひとくちに国際電話といっても、その料金は着信先のエリアによって異なります。いずれの国も、「1分ごとに○○円」加算されていく仕組みです。1分ごとの通話料金は、もっとも安いので10円もしないところもあれば、200円以上する地域もあり、千差万別です。

ちなみに1分ごとの通話料金がもっとも安いところはアメリカ合衆国の9円。もっとも高いところはチャド共和国の250円です。通信衛星を使った衛星電話だと一気に跳ね上がり、1分ごとに700円かかってしまいます。国・地域別の通話料金を詳しくお知りになりたい方は、NTTのホームページを参照して下さい。

国際電話のかけ方は?

国際電話のかけ方を知らなければ、海外の友人知人とも通話できません。国際電話をかける際は、国際電話を示す番号である「010」を付けて、国ごとに割り振られたカントリーコードと、相手国国内のエリアコードでかけるのが決まりです。たとえば、アメリカ合衆国のニューヨークに住む知人に電話をかける場合、以下の様な構成になります。

010+1+212+電話番号

「010」は国際電話を示す番号、「1」はアメリカのカントリーコード、「212」はニューヨークの市外局番を意味します。相手地域の市外局番が0からはじまる場合は、最初の0を取って番号をダイヤルします。これは携帯電話にかける時も同じで、「090」「080」からはじまる番号であれば、最初の0を省くのが決まりです。ただし一部で例外地域もあるので、事前にNTTに確認する様にしましょう。

国際電話の通話料金、かけ方の基本情報をお届けしました。着信先エリアによって料金に開きがあるので、くれぐれも間違い電話のない様、かけ方のルールをしっかり押さえておく様にして下さい。

アメリカとの電話